【HSP体験談】気にしいなわたしが会社員時代に辛かった5つのことと、解決策

・会社に行くのがどうにも辛い……
・しんどいことを乗り越える方法がわからない
・自分以外のHSP気質な人がどんな悩みを抱えているか知りたい

 

今回は、そんな方に向けてわたしの体験談をお伝えします。

かつて会社員として働いていた時、仕事がしんどくて同じような状況下にいる人のブログをたくさん調べました。そしてその人たちの言葉に救われました。

もし辛い気持ちを抱えてたどり着いた人がいたら、少しでも気持ちが軽やかになってくれると嬉しいです。

目次

OLとして働いていたわたしについて

今はパートとWebライターをして生活しているわたしですが、以前は一般企業で働いていました。

OLとして働く中で「こういうこと、しんどいなぁ……」と思うことが色々ありました。

気にしいかそうじゃないか関係なく大変なことってたくさんありますが、今回はHSP気質ゆえの悩みをピックアップしてご紹介します。

辛かったこと

静かすぎる空間での電話対応

当時のオフィスはワンフロアでオープンな空間。

わたしが働いていたところはかなり静かな環境でした。

そんな中で電話対応するのがほんとうに苦痛で……

「みんなが聞いているんじゃないか」

「ちゃんとできてないと思われるんじゃないか」


時には被害妄想をしてしまうことも。

その結果、焦って変なミスをしてしまったこともあり大変でした。

マルチタスクの処理

人数の関係上、突発的に仕事を割り振られることが多かったように感じます。

その日にやることを事前に整理していても、それが崩れることで「あれ、どれを優先すれば良かったんだっけ!?」とプチパニックに。

落ち着いて対処すればいいと頭ではわかっていても、体が追いつかない状態で辛かったのを覚えています。

経験に見合わない仕事

今まで以上に責任がある仕事を任されることってありますよね。

上司も人なので、お願いしようと決めるタイミングは人それぞれ。

わたしの場合は自分が思う実力、経験に合っていないことをやっていると感じていました。

ただ、任されること自体はすごく嬉しいし期待に応えたい。

そう思うと力んでしまって自らにプレッシャーを与えてしまうんですね。

仕事だけに限らず自分が自分の味方をするって大切だと思いますが、わたしはそれができていませんでした。

昼休憩の過ごし方

お昼休みの過ごし方って悩みませんか?

特に強要されるものでもないし自由なんですが、これも辛かったことのひとつ。

誰かいるとなにを話そう!?と頭をフル回転させて会話を探る→無言が気にならないタイプかもしれないから、むしろ話しかけすぎないほうがいいかも?と思う→自分が無言に耐えられなくなって辛くなる

という負のループ……^^;

考えすぎだよ!という一言で片付くかもしれません。

でも当の本人はかなり深刻で、一緒に仕事をする上で良好な人間関係を築かなきゃ!と焦る気持ちがありました。

オンライン会議での発言

在宅ワークが始まると同時に、会議もオンラインに切り替わりました。

会議で発言する時に初めて気がついたんですが、思った以上に相手の反応が分かりづらいなぁと。

雰囲気や相手の表情って対面じゃないと伝わりづらいもの。

たとえばわたしは相手の発言に対して「聞いてるよ!」という意思表示のために頷いたりするんですが、もちろんしない人もいますよね。

そういう時に自分の発言が違ったのか?と不安になることが多かったです。

わたしなりの解決策

話すことを紙に書いておく

引継ぎまでの電話対応の流れってだいたい決まっているもの。

それをメモに書いて、すぐ見れるよう引き出しに忍ばせていました。

これがあったことで、とっさに言葉が出ないときの焦る気持ちを抑えられたと思います。

見る見ないは別として、いざという時にはメモがあるぞ!という安心感が大きかったのかも。

いったん深呼吸をする

これは今でも気をつけていることです。

感情的になりそうな瞬間やキャパオーバーになりそうなとき、意図的に深呼吸すると少し冷静になれました。

色々やることが重なって焦ったときって、落ち着いてひとつずつ片づけていくのが一番効率的ですよね。

その態勢をつくるためにもまず冷静さを取り戻すって大切だと思います。

トイレに避難する

会社内のどこかに一か所、
ぼーっとできるような心を落ち着かせる場所をつくるのをおすすめします。

わたしの場合はトイレだっただけで、必ずしも同じである必要はありません(笑)

「わーもうダメだー!」ってなったときに、そこにさえ行ければちょっとHPが回復できる!という気持ちが大切です。

なにも考えずにいられる空間って必要ですよね。

人との境界線を見失わないようにする

これは武田友希さん著『「繊細さん」の本』に書かれていてなるほど!と思ったことのひとつ。


わたしは人の気持ちに寄り添えるのが自分の良いところだと思っていました。

もちろん今でもそう思っていますが、そのせいで境界線もかなり薄かったんです。

たとえば誰かがイライラしている場面に遭遇すると、その感情に引っ張られて疲れてしまうということもありました。

繊細さんの本を読んでからは、

[st-kaiwa1]わたしとあの人はまったく別人。引っ張られる必要はない[/st-kaiwa1]

と心の中で思って静かに境界線を引くイメージをしています。

仕事とプライベートは分けて考えるようにした

わたしが働いていた企業は同年代の人も多く、社内イベントもありました。

そういうのに参加することは好きだったんですが、どのくらいまで親しくなるべきか悩んでいました。

友達とはまた違う間柄で、同じ職場の人という関係性。

どうやったらいい距離感を保てるんだろうと思っているうちに、少し吹っ切れた気持ちになってきて。

 

[st-kaiwa1]仕事を辞めたあとも仲良くしたいか自分に問いかけました[/st-kaiwa1]

 

「友達を作りにきたわけではない」というと冷たい響きになってしまいますが、お互い気持ちよく仕事できるように気をつけつつ、境界線を太く引くことを意識したという感じです。

結果的に当時は一番想像していなかった人と今も交流があるので、ほんとうに考える必要はないんだなと実感しました(笑)

キャパオーバーで適応障害に

挙げてきた解決策の中には当時分かっていたこともありますが、あとから気づいたことの方が多かったです。

結果的に、当時のわたしは辛いことをうまく消化できず適応障害になってしまいました。

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環境や仕事内容など理由は色々ありますが、未然に防ぐために自分ができたこともたくさんあると思っています。

 

一番反省しているのは、方向転換するという選択肢を持っていなかったこと

適応障害になって仕事ができなくなる以前にも、内側からSOSは出ていました。

どうしても行きたくないけど行かなければという気持ちの時、泣きながら電車に乗ったことも……

周りの乗客も「なにかあったの?」って思っちゃいますよね^^;

今思えば休むべきだったと思えますが、当時は「わたしがやらなきゃ」精神が強かったです。

期待に応えなきゃいけないというプレッシャーが常にありました。

合うかどうかは人それぞれ。大切なのは自分の気持ち

あの時のわたしになにか言葉をかけられるとしたら、「自分の基準を大切にしてね。」と言いたいです。

当時わたしが勤めていた会社は、一般的にブラック企業と言われるようなところではありませんでした。

お給料が極端に安いわけでも、過度な残業を強いられるわけでもなかったんです。

でも、わたしには合わなかった。そのギャップにすごく悩みました。

 

今これを読んでくださっている方の中にも身近な人の意見や世間の目など、気になってしまうことってたくさんあると思います。

気にしないで!なんて軽々しく言えないけど、どうか自分の気持ちや意見に蓋をしないでほしいです。


今回の記事を読んで、辛い状況から抜け出すためのお手伝いを少しだけでもできたら嬉しいです。

いつも頑張っている自分に対して、「お疲れさま」の気持ちを忘れずにいてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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この記事を書いた人

webライターとして活動中|フードアナリスト|旅行・食べることが大好き|夫と2人暮らし
日常をちょっと楽にするための体験談を発信しています。

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