【HSP体験談】適応障害になった時の症状と乗り越え方

この記事で分かること

・適応障害かもしれないと悩んでいる
・適応障害を乗り越えた人の体験談を読みたい
・いろんなことを気にしてしまい、仕事に行くのが辛い

10月もそろそろ終わりに近づき、肌寒い日が増えてきましたね。

個人的には街のクリスマスの雰囲気が好きなので、冬が待ち遠しいです☃


以前ブログで≪【気にしい体験談】会社員時代に辛かった5つのことと、解決策≫について書きました。

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その中でわたしが適応障害になったことにも少し触れています。

今回はその時の状況やどう乗り越えたのか、体験談をご紹介します。

※症状や乗り越え方は人それぞれです。
「こういう人もいるんだな」くらいに見ていただけたらと思います🌷

目次

適応障害とは

適応障害という言葉が、どんな状態を指すのか分からない方も多いのではないでしょうか?

実際にわたしも、うつ病と適応障害の違いがよく分からずにいました。

適応障害とは、ある特定の状況や環境が自分にとって耐えがたいと感じ、強いストレスとなって気分や行動面に症状が現れるものです。
出典:神楽坂こころのクリニック 意外とわからない適応障害とうつ病の違いについて

適応障害には原因となる出来事が明確にあり、そこから離れると改善されるケースが多いそう。

うつ病と適応障害は症状も似ていると言われていて、

適応障害はうつ病の予備軍という考え方もあるようです。

どちらにせよ、休みたいSOSが自身から出ている状態を指しています。

わたしの症状

当時日記をつけていたので、それを見ながら振り返っていきたいと思います。

ちなみにわたしはMOODAというアプリを愛用しています。

手軽に書けて、一目で感情を残しやすいのでおすすめです📝

仕事のことを考えると涙が出る

基本的に在宅で仕事をしていたのですが、

キャパオーバーすると涙が出てしまうこともありました。

会議などでは普通に振舞って我慢を重ねてしまった結果、さらに悪化していきました。

終業後にずっと泣いてしまったり、当時から一緒に住んでいる夫に八つ当たりしてしまうことも😢

自分だけでなく、周囲の大切な人にとっても辛い状況でした。

ネットを見て自分と他人を比べてしまう

当時、ネットを見て自分より辛い人がいると、まだまだやれるんじゃないかと思っていました。

もしかしたら今いろんなブログやSNSを見て、

わたしはまだ軽い方なんだ。もっと頑張らなきゃ

と思っている人がいるかもしれません。

でも、本当に大丈夫な人は検索自体をしないもの。

調べている時点で十分辛くなっている証拠です。

ネットを見すぎると自分にどんどん厳しくなってしまうので、

気になっても調べすぎないように意識してみてくださいね。

家事ができなくなっていく

もともと料理を作るのは好きだったんですが、

調子を崩してからなにかを作りたいと思う気持ちがない状態でした。

とにかく無気力で、仕事に対して悩む気持ちに支配されていました。

それ以外の家事も頭ではやらなきゃと分かっていても、身体が動かない

日に日にそういったことが多くなっていきました。

寝つきが悪くなる、明け方に起きてしまう

もともと寝つきはいい方でしたが、

それでも次の日のことを考えて眠れない時がありました。

夢の中でも仕事をしていて明け方に不安で目覚めるということも……😔

不安な気持ちを抱えたまま眠るので、目覚めも良くなかったです。

しっかり寝ているつもりでも、朝起きた時点で疲れていました。

誰に言われたわけでもないのに、

無意識にもっと頑張らなきゃいけないという気持ちがずっとあったように感じます。

仕事のことを考え続けてしまう

とにかく仕事のことがずっと頭から離れませんでした。

それも意味のある考えではなくて、こんなことばかり。

・自分のせいで成果が出なかったらどうしよう
・できない人だと周りから言われていないか不安…

考えても意味がないと頭で分かっていても、実行にうつすのは難しかったです。

適応障害を乗り越えるまで

通院する

ストレス性の適応障害と診断されてから、わたしは週に1回通院していました。

診察では「毎日どんなことをしているか」「体調はどうか」といった質問をされます。

その中で「食欲はありますか?睡眠はとれていますか?」という質問をされるたびに落ち込んでいました。

わたしの場合は幸いにも食欲は普通にあり、まったく寝れないということはありませんでした。

実はそれが苦しかったんです。

ちゃんと暮らせているということは、

本当は働けるんじゃないか、もしかしたら元気なんじゃないかと考えていました。

でも本当は人間らしい暮らしができているのは最低限のことなんですよね。

それはむしろできていた方がいいことだし、自分を責める必要なんてなかったと今になって思います。

とにかく休養をとる

いざ仕事をしないで休んでください!と言われても、なにをしていいか分からなくなりますよね。

わたしは

やっていてストレスにならない趣味、無理をしない範囲での家事をするように意識していました。

布団でのんびりするのも幸せなんですが、ずっと寝ているとかえって疲れてしまうことも。

そのため、体調が良い日は布団から出てのんびり過ごすようにしていました。

家の中ではゲームを少しだけやったり、

癒される映画を見たりとにかくストレスフリーに過ごすことを心がけていました。

最初はどうしても罪悪感を感じます。

みんな働いているのに、わたしだけ何もしていない……

とひたすらに焦っていました。

そんな時に主治医からこう言われました。

もし部下や身近な人が同じような状況になった時、その人の気持ちに寄り添って適切な行動ができると思いますよ

この言葉にすごく救われて、今はしっかり休もうと考えるようになっていきました。

できる時に少しだけ家事をする

最初のうちはとにかくのんびり過ごすのが大切。

わたしは「ちょっと余力があるな」と思ったら家事をするようにしていました。

個人的には野菜を入れたスープを大量に作って冷凍しておくのがオススメ。

その後お惣菜などが続いても、1品自炊した料理があるだけで気持ちがとても楽でした。

たくさん歩く

毎日10,000歩くらい歩くのを目標にしてください

通院したときに1週間でどのくらい歩いたか報告していました。

さすがに毎日達成することはできなかったですが、

歩くように意識していると少しずつ距離が伸びていきます。

散歩がてら隣駅のカフェに行ってみよう!という感じで、

たまに目的地をつくってモチベーションアップしていました。

ちなみにわたしのウォーキングのお供は、好きな音楽や芸人さんの深夜ラジオです^^

1歩踏み出す勇気を持つ

しっかり休んで気力が戻ってくると、今度は違う問題にぶつかります。

それは今後どうしていきたいか

当時は何か行動することに対して今以上に恐怖心を持っていました。

しかしなにも行動しないままだと、漠然とした不安は消えないものです。

ただし、いきなり活発に動くのもおすすめできません。

わたしは反動で数日間調子を崩すような経験をしました。

復職するにせよ退職するにせよ、少しずつ動くのがいいと思います。

まずは1歩ずつ、小さなことを積み重ねてみてくださいね

その日に達成できたことを日記に記しておくと、後から自分の頑張りを見返せるのでおすすめです。

わたしは落ち込んだとき、自信をつけるために振り返っていました。

病院の選び方

通院していて、お医者さんとの相性は大切だなと実感しました。

相性が悪いとストレスの原因が余計に増えてしまうんですね。

実際わたしも相性がいいかと言われれば……微妙でした^^;

正直通院が憂鬱な時もありましたが、

むしろ早く通院しなくて済むように治そうと前向きに考えていました。


もちろん無理に通い続ける必要はないと思います。

苦痛に感じる時は口コミを見て違う病院を探してみましょう。


あとは通いやすさや、駅からのアクセスの良さも考慮すべきポイント。

電車やバスの移動時間が長いと大変なので、なるべく自宅近くで探すのがおすすめです。

体だけでなく心も風邪を引く

心療内科に行くのはドキドキしますよね。

周りからどう思われるかな……と不安になる方もいると思います。

でも季節の変わり目は風邪を引きやすいのと同じように、

過度なストレスを抱えると心身ともに調子を崩すのは当然のこと。

少しでも異変を感じたら、なるべく早く行動することをおすすめします。

しんどい時は周りに頼ることが本当に大切。どうか現状の自分を責めないでくださいね。

まずはどうやったら元気になれるか、それを考えることに集中しましょう。

健康な体と心を保つことが何より重要です。

最後までご覧いただきありがとうございました🎑

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この記事を書いた人

webライターとして活動中|フードアナリスト|旅行・食べることが大好き|夫と2人暮らし
日常をちょっと楽にするための体験談を発信しています。

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