
桔梗屋と金精軒の「信玄餅」を含む、4商品を実食レビューしてみたよ
山梨のお土産といえば信玄餅。
よく見かける桔梗屋と金精軒ですが「なにが違うんだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?
そこで本記事では桔梗屋と金精軒の信玄餅を食べ比べ。さらに変わり種商品もご紹介しますよ。
・ブランドごとの信玄餅の違いが分かる
・気になる味や食感、価格の違いまで徹底的にレビュー
山梨の定番土産「信玄餅」とは?


山梨のお土産としておなじみ信玄餅は、山梨にゆかりのある武田信玄から名付けられた銘菓です。
やわらかいお餅にたっぷりのきな粉と黒蜜を自分でかけて食べるスタイルが定番。
ここからは、信玄餅の2大ブランドといわれる桔梗屋、金精軒の定番信玄餅を食べ比べていきますよ◎
まずは定番「信玄餅」を食べ比べ!
桔梗屋「桔梗信玄餅」 / 金精軒「信玄餅」


桔梗屋は黒文字が外側に付いているのに対して、金精軒は中に入っていました。




桔梗屋はきな粉の量が多く、包みを開けたときにやや飛び散りやすさがあります。




きな粉の色にも違いがあり、桔梗屋は薄い色で粒が細かく、金精軒は粒が粗くてやや濃いめ。


中に入っているお餅を並べてみると桔梗屋の方がやや大きいものの、そこまで違いはありません。




まずはそのまま食べてみると、桔梗屋は食べたあとに伸びるようなやわらかい食感と甘さが印象的。
対して金精軒は歯切れがよく、ほんのり感じるお米の甘さときな粉の香ばしさが特徴でした。




黒蜜をかけて食べてみると、桔梗屋は餅のやわらかさが際立った甘めの味わい。
金精軒は甘さ控えめで、きな粉の香ばしさやお米の甘さといった素材のおいしさを感じられます。



桔梗屋は甘めで子供も好きな味、金精軒は素材が際立つ大人向けな味だったよ
食べ比べポイントまとめ
桔梗屋の「桔梗信玄餅」 | 金精軒の「信玄餅」 | |
---|---|---|
お餅の食感 | やわらかく伸びがいい | 弾力があり歯切れがよい |
きな粉の量・味 | 多め・粒が細かい | 普通・粒がやや粗め |
黒蜜の質感 | サラッとしている | ややもったりとしている |
味 | 全体的に甘めで 餅のやわらかさが際立っている | きな粉の香ばしさや 米の甘さを感じる上品な味 |
コスパ | 1個当たり216円 | 1個当たり216円 |
購入場所 | 直営店やサービスエリア、駅の売店など | 直営店やオンラインストアなど一部店舗 |
価格 | 1,296円(6個入) | 864円(4個入) |
賞味期限 | 11日間 | 11日間 |
カロリー | 1個当たり170kcal | 1個当たり120kcal |
ポイント | 甘めの味わいで子どもが食べやすい 帰る場所が多くカジュアルなお土産向き | 上品な甘さで大人向けな味わい 少し特別感のあるお土産を買いたい人向き |
変わり種2種の実食レビュー
続いてここからは、金精軒の変わり種信玄餅2種を実食レビューしながらご紹介します。
金精軒「極上生信玄餅」


筆者イチオシの商品が金精軒の「極上生信玄餅」。
その名の通り、つきたてのお餅のようなやわらかい食感が最大の特徴なんです。


消費期限は最大3日間と短く、食べるときにお皿が必要なのでばらまき土産としては不向きですが、
家族へのお土産や手土産としてその場ですぐに分けて食べられるシーンにはぴったり◎





黒蜜ときな粉がやわらかいお餅にしっかり絡んでおいしすぎる!


「いつもとひと味違う信玄餅を買いたいな」という人におすすめですよ。
商品名 | 極上生信玄餅(4個入) |
税込価格 | 1,080円 |
消費期限 | 約3日間 |
金精軒「くるみ信玄餅」


最後にご紹介するのは、金精軒の「くるみ信玄餅」です。
こちらは1個から販売されていて、自分用に少しだけ楽しみたい人にもぴったり◎


箱を開けるとこんなかわいい仕掛けも🐿


袋を開けたらそのまま食べられる手軽さも魅力です。


甘じょっぱい味つけのお餅に、練り込まれたくるみの食感がアクセントになっています。



くるみの食感と香りが楽しめる大人向けの味わいだったよ
全体にまぶされたきな粉はそこまで主張しすぎず、上品な味わいでした。
商品名 | くるみ信玄餅 |
税込価格 | 324円 |
カロリー | 103kcal |
賞味期限 | 約10日間 |
同じ信玄餅でも全然違う!
今回桔梗屋と金精軒を食べ比べて感じたのは、ブランドによって味や食感がまったく異なること。
個人的に甘党・気軽に買えるお土産を探している人は桔梗屋、
甘さ控えめ派・ちょっと特別感のあるお土産がいい人には金精軒がおすすめ。
一部商品はオンラインストアやECサイトでも購入できるので、
山梨に行く予定がない人もぜひ味わってみてくださいね。